道路使用許可 図面作成のコツ

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小さな実例

とても整ったCAD図でも、張り出しの寸法交差点からの距離誘導員の位置が抜けていると「状況が想像しにくい」と言われてしまいます。 逆に、地図を印刷して上から太ペンで注記した手書きでも、必要な数字歩行者の通り道規制の時間帯が一目でわかれば、やりとりは落ち着きます。

運用は警察署ごとに差があります。以下は“伝わりやすい作り方”のコツとしてご覧ください。

警察署がよく見る“意外な”チェックポイント

図面は「地図」ではなく「安全を説明する紙」です。見る側が知りたいのは、通行への影響と危険の有無。 その判断に必要なのは、位置関係・数字・人の動き・時間の4つです。

まず数字。道路の幅、歩道の幅、張り出し(足場・仮囲い等)、交差点からの距離はできるだけ数値で。縮尺そのものより、要点の数字が入っているかが大事です。
次に方角と目印。北矢印、交差点や横断歩道、標識、バス停、消火栓など。図だけで現地の様子が浮かぶように。
そして人の動き。歩行者の通り道(ベビーカー・車いすも想定)、誘導員の場所と人数、車両の待機位置。
最後に時間。開始・終了、段階的な規制の切替の有無、夜間は照明や音の配慮まで書けると親切です。

手書きでも伝わる描き方

手書きは“雑”に見えやすいので、凡例を先に置きます。規制範囲は濃い色、通行は矢印、誘導員は三角マーク――と決め、図面の端に小さく凡例を描いておくと迷いません。 地図の印刷に追記する方法も読み手にやさしいやり方です(出典表記は忘れずに)。

数字は惜しまず入れます。道路・歩道の幅、張り出しの大きさ、交差点からの距離など、判断に直結する部分から埋めていきます。 写真を1枚添えて「この歩道をこの幅で確保」と短く注記するだけでも、現地の様子が伝わります。

用途別:「ここが足りない」と言われやすい所

用途図面に入れておきたい情報
掘削・占用張り出しや仮囲いの寸法、段差解消、車が通行できる幅、夜間照明
足場・養生張り出しの大きさ、歩道の確保幅(地域差あり)、出入口の養生
イベント来場動線、滞留スペース、誘導員の位置、混み合う時間の想定
ロケ・撮影カメラ・スタッフの配置、通行帯の確保、音が出る時間帯の扱い
置き看板設置位置・高さ、固定方法、歩行者動線との干渉の有無

歩道の確保幅は場所で運用差があります。迷ったら、短い図でも早めに相談しておくと落ち着きます。

よくあるNG

方角がない/交差点や横断歩道が描かれていない/数字が一つもない/規制の切替時間が不明/誘導員の位置が曖昧/看板やバリケードの内容が読み取れない。
どれも“危険の想像がしにくい”につながります。ここだけは外さないのが近道です。

まとめ:形式より、中身

手書きかどうかより、読み手が現地を思い浮かべられるか。位置関係、数字、人の動き、時間の4点がそろうと、許可に向けたやりとりが落ち着きます。 迷ったら、下書きの段階でも所轄に「この方向性で大丈夫か」を軽く当てておくと、その後の戻りが減ります。

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