就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)への変更|学歴と職務の適合をこう説明する【内定〜入社まで】
行政手続きで迷ったときは、阿保行政書士事務所にご相談ください。
「何から手をつければいいか」「いつまでに間に合わせたいか」をお伺いし、 必要な書類とスケジュールをご一緒に整理します。
留学から就職、転職・配置転換などで在留資格変更を行う際、審査の核は「学歴(または実務経験)」と「職務内容」の適合です。本稿では、どう書けば伝わるかに絞って実務のコツをまとめました。全体像は 就労ビザのまとめ、代理提出の制度は 申請取次 をご覧ください。
結論:職務の具体化 → 学歴/経験との対応表 → 会社の実体資料の三点セットで、矛盾なく説明するのが最短です。
1. 適合性の考え方
| 見るポイント | 主な資料 | 実務上の要点 |
|---|---|---|
| 職務の具体性 | 職務記述書(JD)・配置図・業務フロー | 抽象語(サポート、補助)を避け、タスク単位で列挙。数値目標や使用ツールも。 |
| 学歴/実務の根拠 | 卒業証明・成績科目一覧・職歴証明・推薦状 | 専攻科目名や過去案件名を職務タスクへ1対1対応で紐づけ。 |
| 会社の実体 | 会社案内・組織図・所在地/設備・売上/契約 | 実体の裏付け(所在地・設備・人員)。配属部署の業務とのつながりが見えること。 |
2. 「学歴⇄職務」マッピングの作り方(テンプレ付)
学歴(または実務経験)のどの部分が、どの業務に効くかを可視化します。以下の表はそのまま流用OKです。
| 職務タスク | 対応する学位/科目/実務経歴 | 証拠 |
|---|---|---|
| マーケ施策の設計・KPI分析 | 経営学部:マーケティング論/統計、前職での販促企画 | 成績科目一覧、職務経歴書、実績レポート |
| 要件定義・データベース設計 | 情報工学:DB/アルゴリズム、システム会社での設計経験 | シラバス、在職証明、設計書(機微情報はマスキング) |
| 通訳・翻訳+海外クライアント対応 | 外国語学部:通訳演習、前職での国際業務案件 | 科目一覧、案件一覧、発注書/納品書 |
科目名は日本語/英語の両記載があると読み取りやすくなります。
3. 職務記述(JD)の書き方:NG→OK
NG例
- 「営業サポートを担当」など抽象表現だけ
- 専攻や経験との関係性が書かれていない
- 成果やツールの記載がない
OK例
- 「リード獲得KPIの設計・GAでの分析・改善提案(月2本)」
- 「統計/マーケ科目の知識を活用し、ABテスト計画を策定」
- 「Salesforce/GA/Lookerを使用、英語で月次レポート」
JDは配属先の実務と専攻/経験を橋渡しする“翻訳文書”と考えると作りやすいです。
4. 会社の実体資料:最低限のセット
- 会社概要(所在地・連絡先・事業内容・人員体制)
- 配属部署の業務フロー/組織図(役割が見える)
- オフィス写真・設備・取引実績(可能な範囲で)
- 雇用契約書(雇用形態・給与・社会保険の明記)
「誰が・どこで・何を・どの体制で」行うかが伝われば、実態の疑義を減らせます。
5. 提出前セルフチェック
- 用語の一貫性:JD・雇用契約・理由書の表現は一致しているか
- 数字・日付:在籍期間・卒業年月・契約開始日など矛盾はないか
- 翻訳:学位証・成績証明の訳語は揺れていないか
- 実体:会社住所・連絡先の記載に抜け/誤りはないか
迷ったら 無料相談 で下書き段階のチェックが可能です。
6. よくある質問(FAQ)
・学歴と職務が一部しか重ならない場合は?
重なるタスクを軸に据え、足りない部分は過去の実務経験や追加研修で補う形で説明します。
・職務が抽象的になってしまいます。
「誰に対して、どんなツールで、どの指標を、いつまでに」まで落とすと具体化できます。
・転職や配置転換で適合法務を示すには?
就労資格証明書の取得が有効です。JDと一緒に整えると整合性が増します。
「うちの場合はどうなる?」と感じたときが、ご相談いただくのにちょうど良いタイミングです。


