八幡市|建設業許可:工業団地・物流拠点の会社で経管・専任技術者を見つけるときの考え方
行政手続きで迷ったときは、阿保行政書士事務所にご相談ください。
「何から手をつければいいか」「いつまでに間に合わせたいか」をお伺いし、 必要な書類とスケジュールをご一緒に整理します。
八幡市|建設業許可:工業団地・物流拠点の会社で経管・専任技術者を見つけるときの考え方
八幡市には、第二京阪道路沿いを中心に工業団地や物流拠点が集まっており、 製造業・設備会社・物流関連企業が一つのエリアにまとまっています。 こうした会社が、周辺企業やグループ会社から設備工事・改修工事を請け負う場面が増えてくると、 建設業許可の取得を検討する機会が出てきます。
その際に必ず話題になるのが、経営業務の管理責任者(経管)と専任技術者を誰にするかという点です。 この記事では、工業団地・物流拠点に立地する会社が、 社内やグループ内から経管・専任技術者を見つけるときの考え方を整理します。
1.どんなときに建設業許可を検討するのか
建設業許可が必要になるのは、簡単にまとめると 「軽微な工事」を超える建設工事を、他社から請け負って営業として行うとき です。許可が不要な「軽微な建設工事」の代表例は次のとおりです。
- 建築一式工事以外:1件の請負代金が500万円未満(税込)の工事
- 建築一式工事:1件1,500万円未満(税込)の工事 など
八幡市の工業団地・物流拠点では、次のようなきっかけで建設業許可を検討するケースが見られます。
- 近隣企業から設備更新工事・ライン入替工事を一括で任されるようになった
- グループ会社の工場・物流センターの改修工事を、継続的に請け負う話が出ている
- 元請から下請けとして、一定規模以上の工事を正式に受注したい
こうした「外部からの工事を請け負う」場面が増えてきたときに、 経管・専任技術者をどう確保するかが検討テーマになってきます。
2.自社工場・倉庫の改修だけなら許可が不要なケースも多い
一方で、自社の工場や倉庫の改修を、自社のためだけに行う場合には、 一般的には「他社から工事を請け負っている」とは言えないため、 直ちに建設業許可が必要になるわけではありません。
ただし、次のようなケースでは判断が分かれやすくなります。
- 名義上はグループ会社の物件だが、実質的に工事を受注しているような形になっている
- 「自社の工場工事」と言いつつ、実態としては外部から工事代金を受け取っている
- 自社工場の工事をきっかけに、周辺企業からも同様の工事を受注していく予定がある
このような場合、今後の受注の仕方によっては建設業許可を取っておいた方が安心なこともあります。 「自社工場の改修だけだから大丈夫」と決めつけず、 将来どこまで外部工事を広げる可能性があるかを踏まえて検討することが大切です。
3.工業団地・物流拠点ならではの経管・専任技術者の候補像
製造業や物流関連の会社では、建設業が本業でなくても、 工場・倉庫・物流センターの建設や増築・設備更新プロジェクトを何度も経験している方が社内にいることが多くあります。 そうした実績をていねいに振り返ることで、経管・専任技術者の候補が見えてくることがあります。
経営業務の管理責任者の候補になりやすい方
- 工場長・生産技術部長など、設備投資の意思決定に長く関わってきた管理職
- グループ会社の設備会社・工事会社で役員経験のある方
- 施設管理・総務部門で、工事発注・予算管理を一手に担ってきた責任者
専任技術者の候補になりやすい方
- 電気・管・機械器具設置などの設備工事に長く関わってきた技術者
- 工場・倉庫の新築・増築・改修工事で現場の取りまとめを行ってきた担当者
- 建築・電気・管などの国家資格を保有し、現場経験もある技術者
実務では、最初から一人に役割を固定するというより、 「候補になりそうな人を数名ピックアップし、経歴や資格を整理していく」という流れになることが多いです。
4.社内・グループ内で候補者を洗い出すステップ
経管・専任技術者の候補者を見つけるときの基本的な進め方は、次のようなイメージです。
- 過去の工事・プロジェクトを一覧にする
工場・倉庫・物流センターの新築・増築・改修、設備更新など、 ここ数年の主なプロジェクトを洗い出します。 - プロジェクトごとにキーパーソンを挙げる
計画段階から関わってきた管理職(経管候補)と、 技術的な取りまとめをしてきた担当者(専任技術者候補)をピックアップします。 - 役職・勤務形態・資格・勤務年数を確認する
現在の役職(役員・工場長など)や常勤性、保有資格、在籍年数などを整理します。 - 建設業許可の要件と照らし合わせる
行政書士など専門家と相談しながら、 経管・専任技術者の要件にどこまで近づいているか、足りない部分は何かを確認します。
この整理をしておくと、将来の業種追加や元請化を検討する際にも役立ちます。
5.よくあるお悩みと考え方の例
実際のご相談でよくうかがうお悩みと、そのときの考え方の一例です。
-
「建設会社ではないので、経管になれそうな人が社内にいるか不安」
→ 工場長や設備部長など、設備投資に長く関わってきた方の経歴を整理すると、 経管候補が見えてくることがあります。 -
「専任技術者の資格者が少なく、誰を据えればよいか分からない」
→ 資格の有無だけでなく、工事の実務経験の長さや内容も含めて検討します。 実務経験ルートで専任技術者になれる場合もあります。 -
「グループ会社に経験者がいるが、どう経歴を使えるか分からない」
→ 出向や役員就任の形を含めて、登記事項証明書や在籍証明などで説明できるかがポイントになります。
こうした点は、条文や手引きだけでは判断が難しいことも多いため、 実際の経歴や組織の事情を聞き取りしながら、一社ごとに整理していくことになります。
6.行政書士に相談いただくメリット
工業団地・物流拠点に立地する会社の場合、 「どこまでが自社工事で、どこからが建設業としての営業になるのか」という線引きが分かりにくいことがあります。 経管・専任技術者の人選も含めて、早めに方向性を整理しておくと後の申請がスムーズです。
- 自社・グループ全体の工事の実績を整理し、許可を検討すべきかどうかを一緒に考える
- 経管・専任技術者の候補者の経歴・資格を整理し、要件との距離感を確認する
- 将来の業種追加や元請化も見据えた体制づくりの相談
- 京都府山城北土木事務所への建設業許可申請書類の作成・確認
「とりあえず話だけ聞きたい」という段階でも構いません。 八幡市の工業団地・物流拠点で、経管・専任技術者の候補をどのように考えていくか、 自社の状況に合わせて整理していきましょう。
八幡市の工業団地・物流拠点で建設業許可をご検討の会社様へ
阿保行政書士事務所では、八幡市・京田辺市・宇治市など山城地域の工業団地・物流拠点に立地する会社からの 建設業許可に関するご相談をお受けしています。経管・専任技術者の候補探しの段階からでも大丈夫です。 外部からの工事受注やグループ内工事の位置付けなど、ご事情に合わせて整理をお手伝いします。
京田辺・八幡・木津川・枚方などで建設業許可をご検討中の方へ
経営業務の管理責任者や専任技術者の要件整理、社会保険の整備、公共工事を見据えた経審まで、 地域の実情をふまえて行政書士が申請の流れを整理します。まずは現状を共有いただくだけでも構いません。


