八幡市|建設業許可:元請化に合わせた業種追加の考え方と専任技術者の選び方
行政手続きで迷ったときは、阿保行政書士事務所にご相談ください。
「何から手をつければいいか」「いつまでに間に合わせたいか」をお伺いし、 必要な書類とスケジュールをご一緒に整理します。
八幡市|建設業許可:元請化に合わせた業種追加の考え方と専任技術者の選び方
八幡市で長く下請中心に工事をされてきた会社から、 「これからは元請工事も増やしたい」「工事の範囲にあわせて業種を広げたい」 といった相談をいただくことがあります。 元請として請け負う工事が広がると、今持っている建設業許可の業種だけでは足りなくなることがあるため、 業種追加と専任技術者の見直しが重要になります。
とくに第二京阪道路沿いの工業団地や物流施設、住宅地のリフォーム工事など、 八幡市では一つの現場で複数の専門工事が絡むことが多くあります。 このページでは、元請化に合わせて業種追加を考えるときの視点と、 専任技術者をどのように選ぶかを整理します。
1.元請化でなぜ業種追加が問題になるのか
建設業許可は、「建築一式工事」や「とび・土工工事」「管工事」「内装仕上工事」など、 工事の種類ごとに業種が分かれている制度です。 下請として一部の工種だけを担当しているときは問題がなくても、 元請としてまとめて工事を請け負うようになると、関わる工種が増えていきます。
- これまでは「管工事」だけだったが、設備更新に伴い「電気工事」や「機械器具設置工事」もまとめて相談される
- 倉庫・物流施設の改修で、土間打ち・シャッター・電気・内装まで一括で見てほしいと依頼される
- 住宅リフォームで、「水まわり+内装+外構」を一体で請け負うことが増えてくる
実際に施工する工事の内容と、建設業許可の業種が合っていないと、 契約書や請求書の名目、下請への振り方に気をつける必要が出てきます。 将来的に公共工事や大手元請との取引も視野に入れるのであれば、 早めに業種追加を検討しておくと安心です。
2.八幡市でよく検討される業種追加のパターン
八幡市周辺の事業者からよく相談を受けるのは、もともと一つの専門工事で許可を取っており、 そこから関連する業種を追加していくパターンです。
| 現在の主な業種 | 検討される業種追加の例 | イメージしやすい案件 |
|---|---|---|
| 管工事 | 電気工事・機械器具設置工事 | 工場設備更新、ポンプ・ブロワ更新、配管と一体の電気計装工事 |
| 内装仕上工事 | 建具工事・塗装工事 | 事務所・店舗の改装工事、倉庫内の事務所ブース新設 |
| とび・土工工事 | 舗装工事・鋼構造物工事 | 物流施設のヤード整備、高架下スペースの舗装・フェンス設置 |
| 建築一式工事 | 内装仕上工事・屋根工事・防水工事 | 倉庫兼事務所の新築・増築、テナントビルの改修工事 |
実際にどの業種が必要かは、今後増やしていきたい案件の内容によって変わります。 まずは「これからどんな工事で元請として関わりたいか」を整理し、 そのうえで必要となる業種を洗い出していくと無理がありません。
3.専任技術者を選ぶときの基本的な考え方
業種を追加するときは、その業種ごとに専任技術者(営業所技術者)を配置できるかが大きなポイントになります。 専任技術者は、申請業種に応じた国家資格・学歴・実務経験のいずれかで要件を満たす必要があります。
資格で専任技術者になるケース
- 電気工事士・電気工事施工管理技士を持つ方が電気工事業の専任技術者になる
- 管工事施工管理技士を持つ方が管工事の専任技術者になる
- 建築士や建築施工管理技士を持つ方が建築一式工事の専任技術者になる
資格で証明できる場合は、要件の確認が比較的スムーズです。 資格証の写しと実務の内容が大きくずれていないかも確認しておきます。
実務経験で専任技術者になるケース
- 資格はないが、10年以上同じ種類の工事に携わってきた現場代理人・職長
- 個人事業主として長年同じ工種の工事を続けてきた代表者
- 八幡市内の工場・倉庫の改修を継続して担当してきたベテラン技術者
実務経験で証明する場合は、工事ごとの契約書・注文書・請求書・写真など、 経歴を裏づける資料をそろえる必要があります。
専任技術者は、申請する営業所に常勤していることも求められます。 他社との兼務がある場合や、現場常駐が多い場合は、 就業実態との関係も含めて事前に整理しておくとよいでしょう。
4.元請化に合わせた業種追加の進め方のイメージ
実務では、元請化に合わせた業種追加を一気に進めるのではなく、 今後の受注予定や人員構成を見ながら段階的に広げていくことが多いです。
- 今後増やしたい工事の内容を整理する
物流施設の改修を増やしたいのか、住宅リフォームを広げたいのか、工場設備の更新を狙うのかなど、 具体的なイメージを持つところから始めます。 - 必要となる業種を洗い出す
たとえば設備更新なら「管+電気+機械器具」、倉庫改修なら「とび土工+内装仕上+建具」など、 現場ごとに必要な工種を挙げていきます。 - 専任技術者候補を社内・グループ内から確認する
現場代理人・職長クラスの方、資格保有者、グループ会社やOBの方まで含めて候補者を検討します。 - 追加する業種の優先順位を決める
直近の受注見込みや、将来取りたい案件を踏まえて、 「まずは電気」「次に内装仕上」など優先順位を付けます。 - 申請に必要な資料をそろえる
専任技術者の資格証や実務経験資料、決算書、工事経歴書など、 山城北土木事務所への申請に必要な書類を準備していきます。
こうした流れを一人で考えるのは負担が大きいため、 早い段階で行政書士に相談し、会社の規模や将来像に合った業種追加の計画を一緒に検討する方法もあります。
5.八幡市で専任技術者を社内から見つけるときの注意点
八幡市の事業者では、長く同じメンバーで現場を回してこられた会社が多く、 「誰か一人を専任技術者に決める」のが悩みどころになることがあります。
- これまで中心的に担当してきた工事の種類と、追加予定の業種が合っているか
- 資格取得の見込みがあるか(今は実務経験だが将来は資格で出せるか)
- 会社として、その人をどの営業所に常勤させるかが明確か
- 他社での経験も含めて通算年数を説明できるか
候補者が複数いる場合には、今後の人事計画や退職予定、後進育成の状況も踏まえて検討する必要があります。 経管との兼任が可能なケースもありますが、実際の業務負担や将来の更新も考えて、 無理のない体制を組むことが大切です。
6.行政書士に相談いただくメリット
元請化と業種追加は、書類の提出だけでなく、会社の体制や今後の戦略にも関わるテーマです。 行政書士にご相談いただくことで、次のようなサポートが可能です。
- 追加を検討する業種と、専任技術者の要件の事前チェック
- 実務経験で専任技術者を出す場合の、資料のそろえ方の整理
- 個人事業から法人への切り替えと合わせた、経管・専任技術者の見直し
- 山城北土木事務所への申請書類一式の作成・確認
「今すぐ業種追加をするべきかどうか分からない」「候補者が足りるのか不安」といった段階でも大丈夫です。 現状と今後の計画をうかがいながら、無理のない形での元請化と業種追加の進め方を一緒に考えていきます。
八幡市で元請化・業種追加をお考えの方へ
阿保行政書士事務所では、八幡市・京田辺市・宇治市など山城地域を中心に、 建設業許可の新規申請・更新・変更届・業種追加のご相談をお受けしています。 元請化にあわせた業種追加や専任技術者の選び方でお悩みの場合は、早めに一度ご相談ください。
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