城陽市|建設業許可:個人から法人へ法人成りするときの経管・専任技術者・保険の整理ポイント
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城陽市|建設業許可:個人から法人へ法人成りするときの経管・専任技術者・保険の整理ポイント
城陽市で長く個人事業として建設業を続けていると、売上や取引先の状況から、 「そろそろ法人にした方がよいだろうか」と考えるタイミングが訪れます。 いわゆる法人成りの場面です。
ただ、法人を設立するだけでなく、建設業許可の名義・経管・専任技術者・保険関係の整理を一緒に行わないと、 「名義がバラバラで分かりにくい」「許可の更新時に慌てる」といった状態になりかねません。 ここでは、城陽市の個人事業主の方を想定して、押さえておきたい整理ポイントをまとめます。
1.現状の「名義」と「実態」を紙に書き出す
まずは、法人成りを考える前に、今どの名義で仕事をしているのかを紙に書き出して整理しておくと、 その後の検討がスムーズになります。
- 現在の建設業許可の名義(個人名義/法人名義)
- 主な取引先との契約書・注文書の名義(屋号・個人名・予定している会社名など)
- 加入している保険の名義(労災特別加入、任意保険、工事保険など)
- 実際に現場を取り仕切っている人(ご本人・子ども・番頭さん など)
この整理をしておくことで、「法人に切り替えるときにどこを変える必要があるか」がはっきりしてきます。
2.経営業務の管理責任者(経管)をどう位置づけるか
個人事業のときは、ご本人がそのまま経管になっているケースが多くあります。 法人にした後も、代表取締役として引き続き経管になる形が一般的です。
| よくあるパターン | 検討しておきたいこと |
|---|---|
| 個人事業主本人が、法人の代表取締役として経管を継続 | 過去の工事経歴を、そのまま法人の経営経験として説明できるかを整理しておく |
| ご本人は代表、実務は後継者(子ども・番頭さん)が中心 | 数年先を見据え、後継者をどこかのタイミングで経管にしていく計画が必要か検討する |
| 法人化に合わせて、番頭さんや子どもを役員に入れる | 役員としての関与の実態(経営への関わり方)も含めて整理しておく |
経管は「建設業の経営経験」がポイントになります。 個人事業の頃の工事実績や取引の状況を整理し、法人後の体制とどうつなげて説明するかを考えておくと安心です。
3.専任技術者の位置づけと、法人後の配置
専任技術者についても、個人から法人へそのまま引き継ぐのか、法人化をきっかけに見直すのかを考える必要があります。
そのまま引き継ぐケース
- 個人事業主本人が資格保有者で、そのまま法人の専任技術者になる
- 番頭さん・長年の現場管理者が専技を継続し、法人でも同じポジションに就く
見直しを検討したいケース
- 実際の現場管理は子ども世代が担っているのに、名義だけが別人になっている
- 将来の事業承継を見据え、若い世代を専任技術者に育てたい
- 業種追加や元請化を考えており、別の資格保有者を前に出した方がよい
実務上の役割と、許可上の専任技術者が大きくズレていると、 更新時やトラブルの際に説明しにくくなります。「誰が現場を見ているか」と「誰を専任技術者として届出するか」をできるだけ近づけることを意識すると良いでしょう。
4.保険・共済の名義と内容を法人に合わせて整理する
法人成りのタイミングでは、建設業許可だけでなく、保険関係の整理も重要です。 詳細な手続きは社会保険労務士などの専門分野になりますが、建設業者としては次のような点を意識しておきたいところです。
- 労災保険・雇用保険の加入状況(法人としての加入・現場での適用関係)
- 社会保険(健康保険・厚生年金)の適用が必要かどうか
- 工事保険・賠償責任保険など、建設工事に関わる任意保険の名義
- 建設業退職金共済などの共済制度への加入状況
「個人のまま入っている保険」「屋号で入っているもの」「法人名に切り替えるべきもの」が混在しやすいため、 保険会社や社会保険労務士とよく相談しながら、法人後の姿に合わせて整理していくことが大切です。
5.法人成りに合わせて許可・保険を揃えるときの進め方
城陽市の事業者からのご相談を踏まえると、法人成りのときには次のような順番で考えると整理しやすい印象があります。
- 法人化の時期と、建設業許可の更新時期・決算期の関係を確認する
- 経管・専任技術者の候補を整理し、個人→法人へのつなぎ方を検討する
- 新会社名義での許可の取り方や、個人名義からの切替えが必要か確認する
- 保険・共済の名義変更や、新たな加入が必要なものを洗い出す
- 取引先への案内(社名変更・請求書の名義・振込先)の準備を進める
すべてを一度に切り替えようとすると負担が大きくなります。 影響が大きいところから順番に整理していくことで、現場の仕事を止めずに法人成りを進めることができます。
6.行政書士に相談いただくときにお持ちいただきたいもの
法人成りと建設業許可の整理についてご相談いただく際には、次のような資料があると話が具体的に進めやすくなります。
- 現在の建設業許可通知書・許可証の写し
- 直近数年分の工事実績が分かる資料(元請・下請の別、金額のイメージなど)
- ご家族・従業員・番頭さんなどの役割が分かる簡単なメモ
- 加入中の主な保険・共済の一覧(分かる範囲でかまいません)
実際の申請の前に、今の状態でどこまで要件を満たせているか、どこを補っていくとよいかを一緒に整理していくイメージです。
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